8月14日 米元氏がヒューストンから駆けつけて下さり、昨日買い込んだ食料と大量の水を積んで出発です。何しろ暑いので冷たい水は何ものにも代え難く、現地で買った発泡スチロールの箱にホテルの製氷機の氷を詰めて走り回ったのです。1日で2リットル以上飲んだのではないでしょうか。Bolivar半島に渡り、少し小高い、其の名もHigh Islandという立派な森のある一画に行きました。小高いと言っても海抜にして10m位でしょうか、大きな木が生えているので高く見えますが、木を全部切ったら情けないような丘になってしまいそうです。
Boy Scout Sanctuaryという時季が時季ならかなり楽しめるという森に入りましたが、鳥の姿が少ない上に蚊がたくさんいて、手足と言わず顔と言わず滅茶苦茶に刺され、這う這うの体で引き返しました。夏鳥の渡りの季節は素晴らしく、水場を造ったり薮を切り開いたりしてバードウォッチャーに便宜を図るそうです。大きな木造の観察小屋もありましたが、シーズンオフの今は何だか寂れた感じが漂っていました。期待を裏切って申し訳なさそうな米元氏は、良い季節に再訪して下さいという気持ちが表情に滲み出ていました。自然の豊かさを満喫出来ただけでも良しとし、気持ちを切り替えて、次なるAnahuac National Wildlife Refugeを案内して頂きました。
途中「アメウズとコモンとマキバシギの休耕田」を覗いてみましたが、晴天が続いて水が干上がり始め、鳥が遠くなっていました。さしもの安定した晴天もどうやら大気が不安定になり始めたようで、積乱雲が林立しています。地平線が望めるような場所では積乱雲が雨を降らせながら移動して行く様子が遠望でき、大気の擾乱の様子が手に取るように分ります。これでトルネードでも発生してくれたら完璧なのですが、トルネードを期待するのは少し不謹慎でしょうね。空模様を見ながらのドライブは楽しいもので(私だけですが)あっという間にAnahuac National Wildlife Refugeへ到着です。