韓国探鳥記(6) 先崎 啓究 |
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2007年1月6日 慶尚南道山清郡 13:30
車を止め、しばらく様子を見てから車外へ出て、脅かさないように中腰で観察する。とてもきれいな鳥だった。カワアイサもいたけど、気品がぜんぜん違う。それにしても今日は風が強い。
近くの橋の下にはカワビタキがいるらしいので、それを探す。正直、カワビタキがどんな鳥なのか知らない。見たらわかるかな?しかし、橋の上から探しても見当たらない。ニールさんと川辺に下りて探すが、どうしても見当たらず。糞はまだ新しい感じだったから、強風のせいでどこかに隠れているのかもしれない。車に戻ると雪が降り始めた。次はいよいよクロハゲワシのポイントだ。
方向感覚が冴えているSYさんの記憶などを元に、クロハゲワシのポイントへと向かう。峠を越え、更に里山のような所を抜け、どうやらこの辺りらしい。すでに上空には数羽のクロハゲワシが飛びまわっている。まるで日本のトビのよう。SYさんは状況を飲み込んだようで、ここだ!と言っていた。細い道の先に目的地発見!昨年、大量に止まっていたという岩には一羽もいなかったが、とりあえず奥まで行ってみる。天気は持ち直し、遠くを飛ぶクロハゲワシがよく見える。相変わらずのカササギや、亜種チョウセンハシブトガラスも多い。下の方が写真がよく撮れそうだということで、そちらへ移動。ちょうど車を止められるスペースもあるので、そこで粘ることにした。
離れていたSYさんも異変に気づいたのか、つられて「ステップ!」と叫んだ。これが噂のソウゲンワシか!第2回冬羽なので、昨年と同一個体らしい。雪がひどくなってきたけど、下雨覆の淡色模様がわかった。だんだん山の方に飛び去り、吹雪も一段落したところで、STさんがふと「2羽いる?・・・う〜ん」と言った。2羽?と思い双眼鏡を覗くと確かにクロハゲワシではない鳥が2羽いる。でも吹雪でよく見えない。しばらく観察していると、どうやらオジロワシではないかと言うことになった。雪もようやく落ち着き、ソウゲンワシは再びこちら向きに飛んできた。先ほどより模様は見やすいが若干遠い。それでも周りからは切れのいいシャッター音が響き渡る。ソウゲンワシが遠くへ行くと、今度はオジロワシも飛んできた。真下から見ると普通にオジロワシだった。オジロワシだって十分大きいはずなのに、クロハゲワシと比較するとトビのように見える。ほんと、クロハゲワシはでかい鳥。釜山周辺の地図 | 1 || 2 || 3 || 4 || 5 || 6 || 7 || 8 || 9 || 10 | | ||