韓国探鳥記(7) 先崎 啓究


2007年1月6日
昨日と同様、ナムさんの経営する食堂で夕食 19:30
 結局、夕暮れ近くまでクロハゲワシとソウゲンワシを堪能し、大満足で切り上げた。今日もナムさんの食堂で夕食だ。とりあえずマッコリで乾杯する。最終日ということもあって、とても盛り上がった。ニールさんも楽しそうで最後というのを忘れさせてくれる飲み会となった。運転で一番疲れているはずのナムさんにホテルまで送っていただき今日も終了。
23:20 鳥合わせをしてすぐに寝た。あっという間の旅行だった。

2007年1月7日
ホテルクラウン チエックアウト 8:50
ジャルパックの現地案内人が迎えにくる 9:00
 あっという間に韓国旅行も終了。激動だったけど、激動の割りには鳥も外さずにしっかり見れた気がする。寝坊もせずホテルを9時前にチェックアウト。眠いまま半分思い出に浸りながら他の日本人観光客と共にバスに揺られて、帰ってから何しようかな!?とかちゃんと写真撮れてるかな?などと考えてるともう空港へ着く。ホテルから空港までわずか10分弱。近い。ここ2週間で4度目となる飛行機へ乗ろうと意気込み空港へ入ると何か雰囲気がおかしい。

 凄い人々。ちょっと前に見たトモエガモじゃないけど、ごった返してる。なんだ一体!?一同嫌な予感。中に入って、ヤナ予感、ズバリ的中。「強風により中部国際空港行きは欠航です」の看板が!まさかの予想外デス。欠航ですかい!こりゃ困りました。しかもツアー会社の手際が悪いのと混雑が重なってしばらく待ちぼうけ。いくら飛行機で1時間半、近い韓国とはいえ、外国で待ちぼうけは正直かなり不安。ここで帰る手段を探ってみる。まず直行便で中部国際空港。これは明日の便まですべて満席。空席待ちを根気よく続ければいつか乗れるらしい。その2、飛行機で関西国際空港まで行き、その後JRなどで愛知へ戻る。これも満席。そホテルから空港までわずか10分弱。近い。ここ2週間で4度目となる飛行機へ乗ろうと意気込み空港へ入ると何か雰囲気がおかしい。その3、港まで移動し、高速船で福岡へ、その後JRなどで愛知へ戻る。船も現在満席と言われた。さらに東北へ空路という手段もあったが、あまりに遠いため断念。さあどうしましょう…。



 何度かツアー担当者とのやり取りを経て、結局飛行機でセントレアへ帰るということに。肝心の帰る日は中1日あいて1月9日!予定的には皆さん仕事もギリギリセーフ。日程的にはセーフだが、行きのセントレアで保険に入ってなかった僕はかなり痛手。これからの交通費+宿泊費+食費はすべて実費。そんな持ち合わせはない!教訓として、保険は入っておくべきです。なにがあるかわらないので!飛行機は予約変更のみで料金はかからずに済んだ。更に今回はSTさんが一括清算の後払いという方法だったので、借りることができて助かりました。この方法じゃなきゃ韓国で☆になっていたかもしれない。そう考えると本当に感謝です。やっと帰りの日取りは決まったものの、次は宿!泊まる場所がまだ決まってない。今まで泊まっていたホテルはパックで予約だったので普通に予約するとかなり高いということが判明、普通はツアー会社がバックアップして面倒見てくれるものだと思っていたんだけど、どうも韓国ではそんなことないようで、ツアー案内の人は「私達の仕事は終わったので知りません」という態度。おい!と思ったけどもそれもお国柄なのか…。同じ場所に泊まるなら予約ぐらいしてあげていいよという態度にちょっとカチンときつつ、そんなに高い場所にはそうやすやすと泊まれないので、一同考える。

 そういえばあの8000種越えライフリストのピーター氏が泊まっていたのは安いモーテルとニールさんが言っていたはず!そこなら安そうだ!ということでニールさんに電話して詳細を伺う。お忙しいにも関わらず、いろいろ教えてくださった上に、さらにその他諸々までお世話になって、なんとか泊まる場所を確保する事ができた。ニールさんの人柄とバイリンガルな才能にほんとに感謝感激雨嵐です。空港で予備の日本円を韓国ウォンに換金して、タクシーで宿泊予定のモーテルへ向かう。換金された金額を数えてみるとなにかおかしい。「ん?なんか多くないっすか?」「そうだよねえ…!?」ちょっと不安になるが、後に確かめるところ、こちらの物価では相場だった。ということはセントレアでの換金はかなりぼったくられた感じ。何だこの差は!?ともあれ、空港でタクシーを拾って昼前にモーテルへ到着。車中「ワタシニホンゴデキマス」のタクシー運転手、安さんと話をしてると、「このタクシーを1日貸し切りで安く韓国案内できます」と。一応名刺をいただいておく。

 モーテルはとてつもなく怪しい雰囲気だった。モーテルという名前からバックパッカー向けの安宿かなんかかと想像していたが、入ってみるとどう見てもラ○ホテル。受付のおじさんの笑顔がとても怪しげだった。そういう場所だったのか!そう思うと入り口のペラペラなんかは確かに日本のに似てる。受付の怪しいおじさんは日本語はもちろん英語も危うく、かなり交渉が難しかった。けれどそこは百戦錬磨のSTさん、なんとか今日、明日の部屋を取れた。いやあよかった。とりあえず泊まる場所がみつかった。しかも安い!もう泊まれさえすればいいので、一同一安心。場所柄(?)SYさんの独壇場で、早速モーテルのおまけ(AV)とヨロシクやって過ごしていた。

 さて、ここからの切り替えしが全員鳥屋でポジティブな人々の真骨頂!とりあえず帰りは明後日!ということでこれから半日と明日は鳥見の予定。せっかくのこの状況、行かなきゃ損です。とりあえず今日は最終日(の予定だった)にコノドジロムシクイを見たナクトンガンへ。徒歩で行ける場所だったので、荷物を置いて早速向かう。




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